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2012年2月8日水曜日

石灰の選択-基礎知識2

石灰は分類すると次の4種類にわけることができるらしい。


・生石灰
・消石灰
・苦土石灰
・有機石灰(カキ殻や卵の殻)


種類は違えど石灰をつかう目的は一緒で酸性化した土壌を矯正(中和)することが主な目的
なんだけれど、植物にカルシウムを供給するという側面も持ち合わせている。




【生石灰】
 生石灰はアルカリ分が80%くらいと多く、水分と反応し発熱する。その為、面積あたりに
 撒く量は少なくて済むため、安価に抑えることができる。ただ、すぐに肥料が撒けなかったり、
 作物を植えることができないといったデメリットもある。また、水分と反応し発熱することから
 保管にも注意が必要。
 これは畑の酸度が高かったらつかうことにしよう。

【消石灰】
 消石灰はアルカリ分が生石灰より少なく60~70%程度。生石灰と違って発熱はしない。
 軽い粉体のため散布が大変。メリットは生石灰と同様で安価、且つ、速やかに
 土壌の酸度を中和できる点。消石灰を撒いたあとも1週間程度は作物を植えることは
 できない。
 うーん。すぐに作物を植えたいからこれもパス。

【苦土石灰】
 苦土石灰はアルカリ分が50~55%程度。性質が穏やかなので使用しやすいが、
 土壌の酸度を中和するのに多くを散布する必要があり、コスト高になる。
 また、土壌の酸度を中和するのに1か月くらい必要。 苦土石灰には、
 炭酸マグネシウムや水酸化マグネシウムが加えてあり、 苦土(マグネシウムのこと)の
 補給もできる。ちなみにマグネシウムは、植物の葉緑素の原料として利用されるので、
 重要な成分。
 求めていたのはこれだ!すぐに作物を植えても良いらしい。ホームセンターの広告にもこれが載っていた。


【有機石灰】
 カキ殻や卵の殻でできており、カルシウムを多く含むが土壌の酸度を中和する力は
 ほとんどない。
 肥料みたいなもんなのかな。


苦土石灰をつかうことにしよう!
って土壌の酸度をはかられば

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